- 基準となる「36点」はテストの素点ではなく、係数を掛けた100点満点換算の総合点です。
- 36点未満は「不合格」ではなく「認知症のおそれがある」という判定で、その場ですぐ免許停止にはなりません。
- 総合点への影響が最も大きい「手がかり再生(イラスト記憶)」を優先して対策するのが効率的です。
75歳以上の免許更新時に義務付けられている「認知機能検査」
「36点未満だと不合格になる?」「配点や計算方法はどのようになっているのか?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、認知機能検査は47点満点のテストですが、合否ラインとされる「36点」は実際のテストの点数ではなく、特殊な係数をかけた後の「総合点(100点満点)」の数値です。
また、36点未満になったからといって、その場で即座に免許が取り消されるわけではありません。
この記事では、認知機能検査の配点内訳や36点の計算の仕組み、合格に向けた効率的な対策法、さらには検査後の手続きの流れまで分かりやすく解説します。
仕組みを正しく理解し、万全の準備で検査に臨みましょう!
認知機能検査は47点満点|配点の内訳
認知機能検査は「手がかり再生(イラスト記憶)」と「時間の見当識」という2つのテストで構成されています。
手がかり再生は16問出題され、ヒントなしで正解すると1問2点、ヒントを見て正解すると1問1点で、満点は32点です。
時間の見当識は5問出題され、1問あたり3点で、満点は15点です。
合計すると47点満点になります。
手がかり再生(イラスト記憶)=32点
16枚のイラストを記憶し、まず何も見ずに思い出す「自由回答」、その後カテゴリのヒントをもとに思い出す「手がかり回答」の2段階で採点されます。
配点全体の約68%を占める、最も比重の大きいテストです。
手がかり再生の「2段階採点」と配点割合
自由回答
ヒントなしで、覚えているイラストをそのまま回答
手がかり回答
「電化製品」「植物」などのカテゴリヒントを見て回答
「自由回答」と「手がかり回答」の決定的な違いと仕組み
手がかり再生では、試験官から提示された16種類のイラストを記憶した後、同じ16問に対して段階を変えて2回 回答します。
この「2段階アプローチ」こそが、認知機能検査の最大の特徴です。
1. 自由回答(ヒントなし)高得点のチャンス
2. 手がかり回答(ヒントあり)救済のチャンス
「自由回答で書けなかった=終わり」ではありません。手がかり回答は、緊張で思い出せなかった人のための強力な救済システムです。自由回答で出てこなくても焦らず、次の手がかり回答でしっかり取り返す意識を持ちましょう。
時間の見当識=15点
検査を受けている「今日の年月日」「曜日」「時刻」を答える問題です。
5問×3点の配点で、時計やカレンダーを見ずに答えます。
検査当日の「正しい日時」を答える問題
検査を受けている「今」の年月日や時間を正確に把握できているかを測るテストです。時計やカレンダーを見ずに、すべて記憶と感覚だけで回答します。
配点自体は手がかり再生より小さいものの、事前意識だけでほぼ確実に満点(15点)が狙える高コスパ項目です。当日朝にカレンダーと時計をしっかり確認し、会場へ向かうだけで確実な得点源になります。
「36点」というラインの本当の意味
ここで注意したいのが、「36点」は47点満点に対する基準ではないという点です。
実際には、手がかり再生と時間の見当識それぞれの点数に、警察庁が定めた係数(手がかり再生は2.499倍、時間の見当識は1.336倍)をかけて、100点満点の「総合点」に換算されます。
この総合点が36点以上あるかどうかで判定が分かれます。
計算式:総合点=2.499×(手がかり再生の点)+1.336×(時間の見当識の点)
総合点 判定シミュレーター
手がかり再生と時間の見当識の点数を入力すると、警察庁の定める係数を掛けた「総合点(100点満点)」と判定目安が自動計算されます。
点数を入力してください。
💡 点数パターンの計算例
手がかり再生が半分以下(12点/32点)でも、時間の見当識を取れていれば36点のボーダーをクリアできます。
手がかり再生で得点が伸びないと、総合点が36点未満となり「認知機能低下のおそれ」という判定になります。
36点未満=不合格ではなく「認知機能低下のおそれ」という判定
認知機能検査には、そもそも「合格」「不合格」という制度上の区分はありません。
総合点が36点未満の場合は「認知症のおそれがある者」、36点以上の場合は「認知症のおそれがない者」という判定名がつけられます。
総合点による「判定区分」と名称の意味
認知機能検査には「合格」「不合格」という制度上の区分はありません。総合点(100点満点換算)に応じて、以下の2つのいずれかに判定されます。
認知機能に問題はないと判定されます。通常の高齢者講習(2時間)を受講して免許更新の手続きに進みます。
認知機能低下の傾向が見られる状態です。医師の診断や臨時適性検査など、次の確認ステップへ進みます。
「認知症のおそれがある」と判定されても、その場で免許が取り消されたり効力が停止したりすることはありません。
この判定はあくまで「専門医の診断を受けたほうがよいかどうか」の確認ラインです。落ち着いて次の案内(臨時適性検査または診断書提出)に従って対応すれば問題ありません。
この判定はあくまで「専門医の診断を受けたほうがよいかどうか」の目安であり、この時点で免許が取り消されるわけではありません。
落ち着いて次のステップに進むための基準、と捉えていただくのが実態に近い理解です!
配点から見る、優先すべき対策
配点の約7割を占める「手がかり再生」を最優先に
係数をかけた後の影響度で見ると、手がかり再生は最大で約80点分(32点×2.499)、時間の見当識は最大で約20点分(15点×1.336)の影響力を持ちます。
総合点への影響がとりわけ大きいのは手がかり再生です。
ここに対策の時間を重点的に割くのが効率的です。
「手がかり再生」の出題パターン例
本番では、4パターン(各16種類=計64種類)の中からいずれかのパターンが出題されます。以下は出題されるイラストとカテゴリの代表例です。
実際にテストを体験しましょう!【手がかり再生】
手がかり再生(イラスト記憶)模擬テスト
本番と同じ「記憶 ➔ 介入 ➔ 自由回答 ➔ 手がかり回答」の流れを約2分で体験できます。
絵文字とカテゴリをしっかりセットで覚えてください。準備ができたら下部のボタンを押します。
記憶を一度頭から離すための計算です。正しい答えを選んでください。
Q1. 100 - 7 = ?
Q2. 93 - 7 = ?
覚えているイラストの名前をひらがなで入力してください(「追加」を押すかコンマ区切りで入力)。
自由回答で出てこなかったイラストについて、カテゴリのヒントをもとに答えてください。
※時間の見当識を「12点(満点近く)」と仮定した場合の警察庁係数適用後の総合点:
※実際の問題とは異なる場合があります。参考として実践していただければと思います。
時間の見当識は準備しやすく取りこぼしを防ぎやすい
時間の見当識は、検査当日の日付・曜日・時刻を事前に意識しておくだけで満点を狙いやすい問題です。
配点は手がかり再生より小さいものの、対策の手間が少なく、取りこぼしを防ぎやすい項目でもあります。
実際にテストを体験しましょう!【時間の見当識】
時間の見当識 模擬テスト
時計やカレンダーを見ずに、現在の「年月日・曜日・時刻」を選択・入力して挑戦してください。
※実際の問題とは異なる場合があります。参考として実践していただければと思います。
判定後の流れ|「認知症のおそれ」と判定されたら
臨時適性検査または医師の診断書提出
総合点が36点未満だった場合、公安委員会から「臨時適性検査」を受けるか、専門医による「診断書」を提出するかのいずれかを求められます。
その場ですぐに免許停止にはならない
この時点では免許の効力に変化はありません。
診断の結果、認知症であると判明した場合に、聴聞等の手続きを経て、免許の取消しまたは効力の停止が判断される流れになります。
「36点未満(認知症のおそれ)」と判定されたあとのステップ
判定結果を受けても、その場で免許が失効・停止することはありません。公安委員会からの通知に従い、以下のステップで慎重に確認が行われます。
公安委員会から受検・提出命令の通知が届く
後日、都道府県の公安委員会(警察)から「臨時適性検査通知書」または「診断書提出命令書」が郵送で届きます。
専門医による受診(臨時適性検査 または 診断書提出)
指定の「臨時適性検査(公安委員会が手配する専門医の受診)」を受けるか、ご自身で主治医や精神保健指定医を受診して「診断書」を取得・提出します。
医師による「認知症」の確定診断の有無
診断の結果、「認知症ではない(加齢による認知機能低下など)」と診断された場合は、通常通り免許更新が可能です。
(認知症と診断された場合のみ)聴聞などの弁明手続きを経て処分決定
万が一「認知症」と診断された場合は、行政処分(免許の取消しまたは停止)の前にご本人やご家族が意見を述べる「聴聞」の機会が設けられます。
警察から一方的に免許を奪うのではなく、処分が決定する前にご本人や代理人が意見を言ったり証拠を提出したりできる行政上の正式な手続きです。診断書の内容に不服がある場合や、誤解がある場合に弁明する機会として保障されています。
※認知機能検査の実施日程、手続きの詳しい流れ、提出書類の条件などは、都道府県や警察署・運転免許センターによって異なる場合があります。詳細につきましては、お住まいの地域の公安委員会(運転免許センター)または警察署の窓口へ直接お問い合わせください。
合否に関わらず、実車試験(運転技能検査)が必要になるケース
過去3年間の交通違反歴がある場合のみ対象
認知機能検査の結果とは別に、過去3年以内に信号無視や通行帯違反など一定の違反歴がある75歳以上の方は、教習所のコースを実際に走る「運転技能検査」が別途課されます。
無事故・無違反を続けていれば、この検査は免除されます。
運転技能検査(実車試験)の対象条件と違反例
75歳以上で更新前3年間に「一定の交通違反歴」がある方は、認知機能検査の点数に関わらず教習所コースでの実車試験が義務付けられます。
※無事故・無違反(上記該当なし)の方は、実車試験は完全に免除されます。
- 合格ライン: 100点満点からの減点方式で、普通自動車対応なら70点以上で合格となります。
- 何度でも受検可能: 免許更新期間内(誕生日の1ヶ月後まで)であれば、不合格になっても何度でも再受検できます。
- 不合格のまま期限が切れた場合: 期間内に合格できないと、普通自動車の免許更新はできなくなります(原付・小型特殊のみの更新へ変更は可能)。
検査後の日常的な認知機能ケアの重要性
認知機能検査に向けて一時的な対策を行うことも大切ですが、本来の目的は「この先も安全に運転を続け、自立した生活を送ること」にあります。
今回の検査を一度乗り切るだけで終わらせず、次回の更新やその先の日常生活まで見据えた、継続的な認知機能ケアに取り組むことが重要です。
しかし、特別な脳トレや運動を毎日欠かさずこなすのは、想像以上にハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、日々の暮らしに無理なく取り入れられる習慣です!
「Memory Coffee」に含まれるGABA200mgには、加齢とともに低下する認知機能の一部である、見たり聞いたりした情報を記憶し、思い出す力を維持する機能があることが報告されています。
単発の対策では長続きしにくいものですが、毎朝の1杯のコーヒー習慣なら、ストレスなく自然に続けられます。
検査対策をきっかけに、まずは毎日の生活習慣から見直してみてはいかがでしょうか?
Memory Coffeeで使用しているGABAは、加齢とともに低下する認知機能の一部を維持する機能が報告されています。

まとめ:落とすための試験ではなく、現在の状態を正しく把握する検査
ここまで認知機能検査の配点構造から、それぞれの攻略ポイント、万が一の判定後の流れまで詳しく解説してきました。
最後に、今回の記事で特にお伝えしたかった最重要ポイントを振り返りとしてまとめます!
まとめ|認知機能検査の配点と効率的な対策
-
合格ラインの「36点」は100点満点換算の基準
検査自体は47点満点(手がかり再生32点+時間の見当識15点)ですが、判定に使われる「36点」は警察庁の係数をかけた後の総合点(100点満点換算)の数値です。
-
36点未満=不合格・即免許取消しではない
「認知症のおそれがある者」という判定名がつきますが、その場で免許停止になるわけではありません。指定の医師による診断や臨時適性検査へ進む段階です。
-
手がかり再生を最優先に対策するのが効率的
配点の約7割を占め、係数も大きい「手がかり再生」を重点的に対策しつつ、事前の意識だけで高得点が狙える「時間の見当識」も確実に取りこぼさないことが成功の秘訣です。
認知機能検査は「決して落とすための試験」ではなく、ご自身の現在の状態を正しく把握するためのものです。
仕組みと対策法さえしっかり理解していれば、いたずらに不安がる必要はありません。
本番当日は焦らずリラックスして、事前の準備の成果を十分に発揮できるよう応援しております!
認知機能検査に関する よくある質問
受検前の費用や不安、判定後の疑問点で特に多く寄せられる質問と回答をまとめました。
はい、検査手数料として「1,050円(非課税)」がかかります。
検査当日に会場窓口(または都道府県の収入証紙など)でお支払いいただきます。なお、検査終了後に別途受講する「高齢者講習(2時間)」の受講料(6,450円程度)は別となります。
また、万が一36点未満(認知機能低下のおそれ)と判定され、ご自身で医療機関の診断書を用意する場合は、別途受診料・診断書作成料がかかります。金額は医療機関ごとの自由診療のため一律ではなく、事前に受診先へご確認いただくことをおすすめします。
いいえ、その場でただちに免許取消しになるわけではありません。
36点未満は「認知機能低下のおそれがある」という判定段階であり、後日、公安委員会からの案内に従って「臨時適性検査」を受けるか「医師の診断書」を提出することになります。最終的な手続きは、専門医による診断結果に基づいて慎重に判断されます。
総合点への影響がとりわけ大きい「手がかり再生」を優先するのが最も効率的です。
手がかり再生は係数が2.499倍されるため、全体の約8割近い影響力を持ちます。ただし「時間の見当識」も、当日の年月日や時刻を事前に意識するだけで満点(15点=換算後約20点分)を取りこぼしなく狙えるため、あわせて確認しておくのがおすすめです。
「ヒントを見て思い出す」救済チャンスがあるため, 焦る必要はありません。
配点の大きい手がかり再生には、ヒントなしで答える「自由回答」のあと、カテゴリヒントが与えられる「手がかり回答」の2段階が用意されています。最初の自由回答で思い出せなくても得点する機会が残されていますので、落ち着いて最後まで取り組みましょう。
⚖️ 免責事項および重要事項
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1. 情報の正確性について:
本記事の内容は、執筆時点における公的統計および学術論文に基づき作成されています。
情報の正確性・最新性には細心の注意を払っておりますが、科学的知見の更新により将来的に内容が変更される可能性があります。 -
2. 医療行為の代替ではありません:
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、医師による診断、治療、または処方に代わるものではありません。
また、紹介している成分や製品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
特定の疾患がある方や通院中の方は、必ず専門医にご相談ください。 -
3. 効果の個人差について:
GABA等の成分に関する記述は、一般的な臨床試験の結果に基づくものであり、特定の製品の摂取によって全ての方に同様の効果を保証するものではありません。
体質や体調により、まれに合わない場合があります。 -
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本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
運営会社・製品開発元情報
| 会社名 | 株式会社HOPEF |
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| 所在地 | 〒957-0105 新潟県北蒲原郡聖籠町大字次第浜1948 |
| 代表者 | 佐藤 俊彦 |
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